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これらのリリースノートは更新される場合があります。 Fedora 最新リリースノートは次をご覧ください。 |
このセクションでは、 Fedora と共に X.org から提供される X Window System の実装に関連する情報を説明します。
Fedora 9 は X の起動およびシャットダウンにかかる時間を短縮するための変更、 またその他の改良点も含めた変更が特長となります。 プロジェクトの全詳細は次の特長ページでご覧になれます。
X.Org 1.4.99 X サーバーは大半のハードウェアを自動的に検出し、設定するように変更され、 /etc/X11/xorg.conf
設定ファイルを変更する必要性を解消しました。 Anaconda によって記述される xrog.conf
にデフォルトで設定されるハードウェアは次のハードウェアのみになります。
グラフィックドライバーおよび
キーボードマップ
モニター (液晶と CRT の両方) や USB マウス、 タッチパッドなど他のハードウェアはすべて自動的に検出され設定されるはずです。
X サーバーは接続されたモニターにサポートする解像度の範囲を尋ね、 正しい縦横比でそのディスプレイで利用可能な最大の解像度を拾い出そうとします。
→ → で好きな解像度を設定することができます。 システムのデフォルトの解像度は → → で変更することができます。設定ファイル /etc/X11/xorg.conf
がない場合、 X は自動的に適切なドライバーを検出して 105 キーの US キーボードであるとみなします。
Fedora 9 にはインテル社の統合グラフィックコントローラー用に 2 種類のドライバーが含まれています。
デフォルトは、 i945 と i965 までのインテルグラフィックチップセットのサポートを含んでいる i810
ドライバーです。
i945 までのインテルグラフィックチップセットのサポートを含んでいる intel
ドライバーは実験的なドライバーになります。
i810
ドライバーは BIOS で利用可能な解像度のみに制限されています。 特定のワイド画面のディスプレイで使用されているような標準以外の解像度のサポートが必要な場合は intel
ドライバーを使用してください。 system-config-display
コマンド実行してドライバーの切り替えを行います。 このコマンドはメニューにある → → から実行させることもできます。
実験的な intel
ドライバーに関するフィードバックを歓迎しています。 ご使用のマシンでの lspci -vn
の全出力を添付して Bugzilla に成功例を報告してください。 報告される成功数によっては、 各種チップセットがデフォルトで intel
ドライバーを使用するよう変更される可能性があります。
サードパーティ製ビデオドライバーの仕様に関するガイドライン詳細については Xorg third-party drivers ページを参照してください。