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7. Fedora ライブイメージ

[ティップ] Web 上の最新リリースノート

これらのリリースノートは更新される場合があります。Fedora 最新リリースノートは次をご覧ください。

http://docs.fedoraproject.org/release-notes/

Fedora のリリースには伝統的なインストールイメージに加え、いくつかのライブ ISO イメージを含んでいます。これらの ISO イメージは起動可能で、媒体に焼いて Fedora の試用に使うこともできます。継続的に使う場合や、より良い性能のためにハードドライブにライブイメージの中身をインストールすることができる機能も含んでいます。

7.1. 利用可能なイメージ

現在利用可能なスピンの完全な一覧やその使い方については、ここを参照してください:

http://fedoraproject.org/wiki/CustomSpins

7.2. 利用情報

ライブイメージから起動するには、それをコンピューターに入れ、再起動してください。ログインしてデスクトップ環境を使うには、ユーザー名 fedora を入れます。このアカウントにはパスワードがないので、パスワードのプロンプトには Enter を押します。ライブイメージは、利用者が好きな言語を選択できるよう、自動的にはログインしません。ログイン後、ライブイメージの内容をハードドライブにインストールしたいのならば、デスクトップの Install to Hard Drive アイコンをクリックします。

7.3. テキストモードでのインストール

コンソールの liveinst コマンドを使ってライブイメージのテキストモードインストールを行うことができます。

7.4. 直接インストール

ライブ CD/DVD を起動せずに直接インストールするために、liveinstか、textinst をブートローダーオプションとして追加できます。

7.4.1. USB 起動

もう一つのライブイメージの使い方は USB スティックに入れることです。そうするには、livecd-tools パッケージを開発収納庫からインストールします。そして livecd-iso-to-stick スクリプトを実行します:

/usr/bin/livecd-iso-to-disk /path/to/live.iso /dev/sdb1

/dev/sdb1 をあなたがイメージを置きたいパーティションに変更します。

これは破壊的な処理では ありません ; USBスティック上の現在のデータは保存されます

7.4.2. ライブ USB 固執

Fedora 9 用の Live イメージの継続的変更へのサポートがあります。主な利用シーンは、USB フラッシュドライブの Live イメージから起動して、その装置に変更を保存する場合です。これをするには、Live イメージをダウンロードして、以下のコマンドを実行します:

livecd-iso-to-disk --overlay-size-mb 512 /path/to/live.iso /dev/sdb1

/dev/sdb1 をあなたがイメージを置きたいパーティションに変更します。

512 を継続的な、または置き換えるデータのメガバイト単位の希望サイズで置き換えてください。livecd-iso-to-disk シェルスクリプトが CD イメージのトップレベルにある LiveOS ディレクトリーに保存されます。USB 媒体は、Live イメージと、書き換えデータ、その他の媒体上に保存されるデータのために十分な空き領域が必要です。

7.4.3. ツールの変更

他のシステムと一緒にライブイメージをよりよく統合し、それらをビルドするためにツールを改良する作業が続けられています。

7.4.4. 通常の Fedora のインストールとの違い

以下の項目が通常の Fedora のインストールとライブイメージとで違っています。

  • ライブイメージは標準 DVD イメージで扱えるパッケージの一部を提供します。どちらも全てのパッケージがある、同一のリポジトリーに接続します。

  • ライブイメージではデフォルトでは SSH が無効になっています。SSH が無効になっているのは、ライブイメージのデフォルトユーザー名にはパスワードがないからです。しかし、ハードディスクへインストールしたものは新しいユーザー名とパスワードを要求します。

  • ライブイメージでのインストールではパッケージの追加選択や、アップグレードはできません、というのはファイルシステム全体を媒体や USB ディスクからハードディスクに複写するからです。インストールが終わって再起動したら、Add/Remove Packagesツールか、yum、他のソフトウェア管理ツールで好きなようにパッケージの追加や削除ができます。

  • ライブイメージは i586 アーキテクチャーでは動作しません。

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