イメージファイルから CD を作る正確な一連のステップは、オペレーティングシステムと、インストールされているディスクを焼くソフトウェアに依存してコンピューターによって大きく異なります。この手続きは一般的な指針として使ってください。コンピューターによってはここに記述されている一部のステップを省略できますし、ここの記述とは異なる順番でステップを実行することが必要かもしれません。
ディスクを焼くソフトウェアがイメージファイルからディスクを焼くことができることを確認してください。たいていのディスクを焼くソフトウェアは可能ですが、例外もあります。
具体的には、Windows XP と Windows Vista に付いている CD 焼き機能はイメージから CD を焼けず、もっと古い Windows オペレーティングシステムはデフォルトではCD 焼き機能はインストールされていませんでした。従って、あなたのコンピューターに Windows オペレーティングシステムがインストールされているのならば、この仕事のためには別のソフトウェアが必要です。すでにインストールされている Windows 用の一般的な CD 焼きソフトウェアの例として、
Nero Burning ROMや、
Roxio Creator があります。あなたが Windows オペレーティングシステムを使っていて、ディスク焼きソフトウェアをインストールしていなければ、(又はソフトウェアがイメージファイルからディスクを焼けるか不明ならば)
http://www.infrarecorder.org/ にある
InfraRecorder が代替ソフトウェアとして適しており、これは無料でオープンソースです。
アップルコンピューター上の Mac OS X でデフォルトでインストールされているソフトウェアのDisk Utilityは既に組み込まれたイメージから CD を焼くことができます。Brasero や K3b のような Linux で最も広く使われている CD 焼きソフトウェアもまたこの能力があります。
未書込みの、書込み可能な CD をコンピューターの CD または DVD 焼きに入れます。一部のコンピューターではディスクを挿入した時にウィンドウが開き、様々なオプションを表示します。このようなウィンドウが見えたら、選んだディスク焼きプログラムを起動するオプションを探してください。このようなオプションが見えなかったら、ウィンドウを閉じ、手操作でプログラムを起動してください。
ディスク焼きプログラムを起動してください。ある種のコンピューターでは、イメージファイルの上で右クリック(又はコントロールクリック)し、イメージを CD へ複写か、CD か DVD イメージを複写のようなラベルのメニューオプションを選択することでこれができます。別のコンピューターでは、直接、又はのようなオプションであなたが選んだディスク焼きプログラムを起動するメニューオプションを提供するかもしれない。あなたのコンピューターでいずれのオプションも利用できなければ、Windows オペレーティングシステムのメニューのようなアプリケーションのメニューの中や、Mac アプリケーション
フォルダーのデスクトップ上のアイコンからプログラムを起動してください。
あなたのディスク焼きプログラムの中で、イメージファイルから CD を焼くオプションを選択してください。例えば、Nero Burning ROMでは、このオプションはと呼ばれ、メニューの中にあります。
ある種の CD 焼きソフトウェアを使っている場合にはこのステップを飛ばすことができることに注意してください: 例えば Mac OS X 上のDisk Utilityは必要としません。
先にダウンロードした Fedora ライブ CD のイメージファイルを見て、焼くためにそれを選択します。
焼く処理を開始するボタンをクリックします。
CD をチェックします
焼く処理が終わったら、CD をブラウズし、その内容をチェックします。ディスクを正しく焼いたのならば、GPL
や、README
、LiveOS
、EFI
、isolinux
を含む多数のファイルやフォルダーを含んでいます。Fedora-12-i686-Live.iso
という名前のファイルが 1 つだけ見えたならば、イメージファイルから CD を焼いたのではなく、イメージファイルそのものを CD に焼いたのです。この場合、その CD は使えず、やり直す必要があります。