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高速なインターネット接続がないか、起動媒体の作成に問題があるのならば、ダウンロードすることは選択肢ではないかもしれません。Fedora DVD や、CD の配布媒体は世界中の多数のオンラインソースから最小コストで入手できます。好きなウェブ検索エンジンを使って提供者を探すか、http://fedoraproject.org/wiki/Distributionを参照してください。
コンピューターに CD や DVD ドライブがないか、このドライブから起動できなくても、USB フラッシュドライブのような USB 記憶装置から Fedora をインストールできるかもしれません。やり方については https://fedorahosted.org/liveusb-creator/ にある liveusb-creator ページを参照してください。
CD か、DVD、ライブ USB 媒体に Fedora 12 を持っていますか?
既に CD か、DVD、ライブ USB 媒体に Fedora 12 を持っていても、たいていのステップはよく似ているから、このガイドを使うことができます。「コンピューターを CD から起動します」 までスキップし、それから
Fedora 12 ライブ CD か、ライブ USB 媒体を持っているのならば、指示を飛ばし続けてください。
Fedora 12 DVD か、6 枚の CD を持っているのならば、「Fedora へようこそ」 までスキップしてください。
イメージファイルから CD を作る正確な一連のステップは、オペレーティングシステムと、インストールされているディスクを焼くソフトウェアに依存してコンピューターによって大きく異なります。この手続きは一般的な指針として使ってください。コンピューターによってはここに記述されている一部のステップを省略できますし、ここの記述とは異なる順番でステップを実行することが必要かもしれません。
具体的には、Windows XP と Windows Vista に付いている CD 焼き機能はイメージから CD を焼けず、もっと古い Windows オペレーティングシステムはデフォルトではCD 焼き機能はインストールされていませんでした。従って、あなたのコンピューターに Windows オペレーティングシステムがインストールされているのならば、この仕事のためには別のソフトウェアが必要です。すでにインストールされている Windows 用の一般的な CD 焼きソフトウェアの例として、Nero Burning ROMや、Roxio Creator があります。あなたが Windows オペレーティングシステムを使っていて、ディスク焼きソフトウェアをインストールしていなければ、(又はソフトウェアがイメージファイルからディスクを焼けるか不明ならば) http://www.infrarecorder.org/ にあるInfraRecorder が代替ソフトウェアとして適しており、これは無料でオープンソースです。
アップルコンピューター上の Mac OS X でデフォルトでインストールされているソフトウェアのDisk Utilityは既に組み込まれたイメージから CD を焼くことができます。Brasero や K3b のような Linux で最も広く使われている CD 焼きソフトウェアもまたこの能力があります。
未書込みの、書込み可能な CD をコンピューターの CD または DVD 焼きに入れます。一部のコンピューターではディスクを挿入した時にウィンドウが開き、様々なオプションを表示します。このようなウィンドウが見えたら、選んだディスク焼きプログラムを起動するオプションを探してください。このようなオプションが見えなかったら、ウィンドウを閉じ、手操作でプログラムを起動してください。
ディスク焼きプログラムを起動してください。ある種のコンピューターでは、イメージファイルの上で右クリック(又はコントロールクリック)し、イメージを CD へ複写か、CD か DVD イメージを複写のようなラベルのメニューオプションを選択することでこれができます。別のコンピューターでは、直接、又は開くのようなオプションであなたが選んだディスク焼きプログラムを起動するメニューオプションを提供するかもしれない。あなたのコンピューターでいずれのオプションも利用できなければ、Windows オペレーティングシステムのスタートメニューのようなアプリケーションのメニューの中や、Mac アプリケーションフォルダーのデスクトップ上のアイコンからプログラムを起動してください。
あなたのディスク焼きプログラムの中で、イメージファイルから CD を焼くオプションを選択してください。例えば、Nero Burning ROMでは、このオプションはイメージを焼くと呼ばれ、ファイルメニューの中にあります。
ある種の CD 焼きソフトウェアを使っている場合にはこのステップを飛ばすことができることに注意してください: 例えば Mac OS X 上のDisk Utilityは必要としません。
先にダウンロードした Fedora ライブ CD のイメージファイルを見て、焼くためにそれを選択します。
焼く処理を開始するボタンをクリックします。
CD をチェックします
焼く処理が終わったら、CD をブラウズし、その内容をチェックします。ディスクを正しく焼いたのならば、GPLや、README、LiveOS、EFI、isolinuxを含む多数のファイルやフォルダーを含んでいます。Fedora-12-i686-Live.isoという名前のファイルが 1 つだけ見えたならば、イメージファイルから CD を焼いたのではなく、イメージファイルそのものを CD に焼いたのです。この場合、その CD は使えず、やり直す必要があります。
5. コンピューターを CD から起動します
コンピューターの電源を入れ、Fedora 12 ライブ CD を CD 又は DVD ドライブに入れ、ディスクがドライブにある状態でコンピューターを再起動します。理想的にはすぐに Fedora 起動画面と、10 秒のカウントダウンが見えます:
起動画面にはカウントダウンタイマーを表示します。
図1 Fedora ライブ CD 起動画面
この画面が見えないのならば、コンピューターを CD から起動するように、手操作でオプションを選択する必要があるかもしれません。コンピューターの電源を入れ、以下の操作を行うにはどのキーを使用するのかを示すプロンプトを最初の BIOS 画面で捜します:
GRUB (GRand Unified Bootloader)、はデフォルトでインストールされている非常にパワフルなブートローダーです。GRUB はさまざまな無償オペレーティングシステムをロードすることができ、またチェーンローディング(別のブートローダーをロードすることで DOS や Windows など、サポートしていないオペレーティングシステムをロードをするメカニズム)で商業用のオペレーティングシステムもロードすることができます。
システムをブートする方法を設定。
図13 ブートローダーの設定
コンピューターに他のオペレーティングシステムがないか、他のオペレーティングシステムを完全に削除しているのならば、インストールプログラムは何の介入もなく、GRUBをブートローダーとしてインストールします。この場合、「Package Group Selection」 から続けてください。